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部屋とYシャツとわらG

部屋とYシャツとわらG

小学部4年生 1学期

2008/04/05
桜の咲く公園 「障害児と生きる日常(40734)」 [ 最近のことの日記 ]
 4月7日が始業式で、特別支援学校デビューとなるS。

 慣れるまでは大変だろうと泣く毎日を覚悟しながらも、体調というか、朝起きて体を動かす習慣ぐらいは取り返しておこうということで、一日交替で私か祖父かが公園にお散歩の毎日。

 私とは車で15分の市営陸上競技場のまわりの桜が満開の公園に出かけた。

 朝早いと遊具も空いているのだが、そのうち就学前の幼児たちとママたちがわらわらと集まってきて大にぎわい。

 本当は、若いママさんたちとお近づきになったり、せめて眺めていたい(笑)私なのだが、Sが小さい子たちが真似をすると困るような大技を見せたり、混んでくると機嫌も悪いので、残念ながら引き揚げるのであった。

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2008/04/11
特別支援学校デビュー 「障害児と生きる日常(42928)」 [ 最近のことの日記 ]
 小学校4年生のS、特別支援学校(養護学校)に転学し、月曜日が始業式、今日までの長い5日間で第1週が終わった。

 慣れないうちは毎日泣いて帰ってくるのでは…と思っていたのだが、連日ご機嫌でニコニコ帰ってくる。先生からの連絡ノートにもぐずったということは書いていないので、どうやら楽しく過ごせているらしい。

 昨年度までは小学校内の特別支援学級で第1週は保護者付き添いだったし、2学期以降も週3日ボランティアさんに付き添ってもらっていたので、その日の様子が細かくわかっていたのだが、今回はそれこそ連絡ノートの数行分しかわからない。とりあえず、苦情?も出ていないようだしよかったとしよう!

 一つ心配なのは、これが自分の毎日行く「学校」だと気づいているのかどうか…。スクールバスに長く乗るのが楽しいらしく、帰りのバスから降りる時には逃げ回ったりする(笑)らしい。スクールバスつながりで思い出すのか、今週はどこからか幼稚園時代のスナップ写真を引っ張りだしてきてやたらと眺めていた。

 「スクールバスに乗ったら、ここに行くんじゃないの?」というアピールなのか、やたらと指さして「アッ」と私たちにアピールしていた。まあ確かに、幼稚園の先生方の方が、やさしかったり、きれいだったり(笑)するだろうけど…。

 昨年までやっていた水筒持ち込みをひとまずしていないので、給食時も含めて水分を取っていないらしい。極限状態で牛乳を飲む(Sは赤ちゃんの時から粉ミルクは飲んでも牛乳は飲まない)…という保護者と担任のもくろみは今のところ成功していないようだ。

 帰りのスクールバスを降りると、昨年まで朝握手してもらっていた八百屋さんの前に出る。今日はそこに飛び込んで、三ツ矢サイダーを取り出して「買って!」とアピール。あいにくおじいちゃんがお金を持ってなくて、なんと「ツケ」で飲んできたらしい。

 近所に行きつけのツケの効く店を作るなんて(爆)…。

 ま、とにかくたくましく元気なスタートで安心したのであった。

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2008/04/26
一瞬の驚き 「障害児と生きる日常(42928)」 [ 最近のことの日記 ]
 今朝は一本の電話で目が覚めた。

 ベッドの脇のカバンに入れてある携帯電話がマナーモードのまま振動しているので、取り出した。

 表示画面を見ると地元の『○○市警察』の文字。

 一気に目が覚めた。と、心臓が止まりそうになりながら、同時にベッドの自分の脇に息子Sが寝ていることを確認!

 電話に出ると、「息子さんは家にいますでしょうか?」と予想通りの内容。以前、迷子になった時に探してもらいやすいように、ご近所や警察に紙を配った
ので、それで連絡が入ったのだった。

 「はい、まちがいなくいます。」と言っても「直接、今確認してください」としつこく言われ、今横にいてひっついているのだが、念のため顔を見て、他人じゃないことを確認して(笑)、「うちの子ではありませんね」と返事をした。

 「ご心配ありがとうございます。」とちゃんとあの紙が機能していたことにお礼を言って電話を切ったが、そんなに似ていたのだろうか?

 誰かが迷子で保護されているとその時は勝手に思ったが、警察は特に何も教えてくれなかった。時間は朝7時、そんなに朝早く迷子って…あまり聞かないから、夜中から出ていたのか、事故にあったのか、何だったのか気になる…。

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2008/05/06
遊園地&温水プール 「障害児と生きる日常(42928)」 [ 最近のことの日記 ]
 4日間休みが続くとさすがにすべて家にいるわけにもいかないので、5日に近隣にある遊園地&温水プールに出かけた。

 本当は4日の午後に、近隣であることを活かして午後3時頃にゆったり出かけて夜の部を8時まで楽しもう…と思っていたら、この季節は午後6時閉園であることがインターネットで調べてわかった。そのため、4日はすでに昼過ぎだったので、行かずにゴロゴロして、翌5日の朝9時入場に予定を変更した。

 ここは、朝一番からは人もそう来ないし、夏休み以外はそう混んでない…はずだったが、すでに駐車場に車がかなり入っていてびっくり! 特に高速道路の影響か、他県からの人が多いようだ。その証拠か、丸一日、知り合いには誰も出会わなかったし(笑)。

 最初は遊園地に。ここは、遊園地とプールと温浴施設がフリーパス券でセットになっている。小雨が降り始めそうな天気だったので、「先に遊園地」という人も結構いるようで、ここでは珍しく並ぶこともあった。といっても、2回他の人が乗るのを見たら次は乗れる…というのを最高に、たいていは待ち時間ゼロ…人が席を埋めるのを待つ(笑)状態なので、短時間のうちに9つの乗り物に(同じもの2回も含めて)乗ることができた。これがディズニーランドだったら丸一日かかるところだ。

 ちなみにSは、スピードが出るものも、落下するものも、高いところも大好きなので、たいていは何でもOK。問題は親の方である。くるくる回るだけの飛行機もレバーで高さが変えられるのだが、私の運転により他の人より低空飛行…ということもある。このあたり、本人が気づかないのをいいことに恐怖を和らげさせてもらっている。

 今回、初挑戦したのは「空飛ぶじゅうたん」みたいなヤツ。珍しく妻が「あれなら私は耐えられる」と立候補したので、Sと二人で乗ってもらった。大喜びかと思いきや、他のものと何が違うのかはわからないが、相当に怖かったらしく、Sは妻にしがみつきっぱなし。降りる時もすんなりと降りて(いつもは降りたがらない)、まちがえて入り口側に行ってしまったので、出口に行くためにはもう一度乗り物上を通る必要が出てしまい、「また乗せられる」と勘違いしたSは柵に必死でしがみつき…であった。

 珍しく恐怖感が出たので、その後はメリーゴーランドに乗る時に一緒に乗ろうと服を引っ張ったり、何かとびびるのであった。しかし、観覧車に乗ると頂上でも窓に張り付いてのぞき込んだり、窓のすきまから手を出したり、ノビノビとするのであった。

 その後、温水プールに入ったのだが、ここは1時間に一度、プールに大波が起こる。人が集まってきて「何か始まる感じ」を察したのか、泣いてしまいトイレに。戻るともう始まっていたのだが、それを見ながら震えていた。もうこのプールは恐ろしいと思ったのか波がおさまっても入らないので、少し歩いて幼児用すべり台へ。これを楽しみ、さらに幼児用プールへ。Sにしてみれば膝の高さのプールなので、普通の小学校4年生は楽しめないはずなのだが、彼はここに寝そべりご満悦。ハイハイですばやく動き回る様は、まるで『ミズスマシ』のようであった。

 ミズスマシを連れて、最後は温浴施設へ。ここも浅いので、まさかまたハイハイで動き回るのでは…と思ったが、今度はおとなしく温泉もどきを満喫したのであった。

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2008/05/19
前の学校で交流 「障害児と生きる日常(42928)」 [ 最近のことの日記 ]
 過日、昨年度まで通っていた小学校に「交流」しに行った。

 なるべく特別支援学校の授業もないがしろにしない姿勢(というかポーズ?)を示すためにも3時間目までお勉強をしてその後行くというハードスケジュールだ。

 同じクラス(通常級の持ち上がり)と「給食交流」するためなので、この時刻でいいのだが、この変化に本人が納得するかどうかが心配だった。

 朝はいつものリュックを背負って出かけ、私が迎えに行った時に「昨年度まで小学校で使っていたランドセル」を持って行った。それでわかったのかどうかは知るよしもないが、車が小学校についても「自宅に帰るんじゃねえのか!(うー)」と怒らずにすんなりと教室に向かった。

 廊下で校長に会ってあいさつをしていると、すばやく手と足をさしだして「俺をブランコのように振り回せ!(うー)」とアピール。久々にやってもらいご機嫌。

 保健室の先生が案内役として迎えに来てくれた。まだ時間があったので、慣れ親しんだ保健室へ。落ち着いてソファに座っていると思ったら、いつの間にか、上履き・靴下を脱いである。あっ、と思い、ベッドのカーテンを開けて、布団をはがすと、「気をつけ」の姿勢のまま布団に寝ていた(笑)。自分でまた布団をかぶってなんだかリラックスしたようだった。

 給食に出かけて、みんなに「Sちゃん」と声をかけられるとまんざらではないらしく、素っ気ないそぶりをしながらもニヤニヤしている。しかし、学年が上がり(児童のメンバーは同じ)、担任がなぜか変わった(持ち上がらずに他学年に)ので、教室のものなどが変わり何か落ち着かない感じのS。すると女子数人が気がついてくれて、新担任に「Sちゃんはボンボンが大好きで、あれがあると落ち着くよ」とアドバイス。スズランテープをどこかからもらってきてくれて、まだ細かく裂かれる前のボンボンを用意してくれた。これには感激。

 給食は鶏肉が気に入り、父の分まで食べた。他はほとんど食べなかったが、おとなしく座っていられてまずは良かった。
昼休みの交流にそのまま突入か…と思いきやその前に清掃があった。これで、クラスのみんなが整然とやっていれば少し入れそうなのだが、あっちこっちでばたばた…。一応ぞうきん一往復の誠意だけ見せて(笑)、あとはボンボン持ってうろうろした。

 午後は、昨年度まで在籍の特別支援学級の授業に参加! 今日は体育。Sは今行っている学校で1・2校時と体育だったのに…。
早めに外に行って、枯れ葉をちぎり、ブランコの柵の上を歩き(補助付き)、柵にぶら下がった。

 その後は、昨年までのライバル(自閉トリオ)と80m走を二本勝負……てくてく歩く。

 後半は体育館でボール遊び。大きなダイエットボールを出してきて、今日は特に積極的に絡んでくれたDちゃんと一緒にゴロゴロしてまったり過ごしていた。

 今日の様子としては、すごく大切にお客様扱いされたわけでもなく、かといって冷遇されたわけでもなく、まあまあな『副籍交流』のスタートであった。もう他校の生徒なのだからもうちょっとお客様扱いして欲しかったけど(笑)。

 それにしてもSが、「午後まで泣かずにがんばれるようになったこと」に成長を感じた。

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2008/05/25
Sの運動会 1 「障害児と生きる日常(42928)」 [ 最近のことの日記 ]
 今週は、Sの特別支援学校で「スポーツフェスティバル」という名の運動会があった。

 妻の勤務校の運動会とぶつかり(なんと4年連続)、また父子で参加。

 以下は、運動会の打ち上げに行く前の妻に送った報告メールから引用。(個人名は伏せ字)


 50m走は、一瞬たりとも走らずにいばって完歩しました。5人中5位でした。

 大玉送りは、となりのN君が一生懸命リードしたり転がしたりしましたが、Sは大玉に飛び乗って、大玉が転がらないようにがんばりました。抵抗勢力が強く玉が止まってしまうこともありました。

 サーキット走は、スタートの合図でまったく反応せず、次の組でスタートなのかと思いビデオを撮らないでいたら、みんなが終わった頃に突然走り始めて、平均台を走って渡っていきました。これもまたビリでした。

 昼は、唐揚げ5本全部一人で食べました。その前、トイレに行きたがるので、行ったばかりだと聞いたけど連れて行くと、洋式に入り、座らせると下痢便がたくさん出ました。危ないところでした。

 お昼は1・2組の自己紹介がありました。同じクラスのTYちゃんのお姉さんはY小6年(妻の元の勤務校)のTMさんです。あと6月○日の授業参観&保護者会の日に11時からA北口のステーキのどんで、クラスの親の会があるそうです。行けたら行ってください。

 午後の玉入れやダンスはうんちももらさずに楽しそうにやっていました。


 引用終わり

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2008/06/03
Sの運動会 2 「障害児と生きる日常(42928)」 [ 最近のことの日記 ]
 運動会1があったのに2の日記がまだだったのは、先週が特別支援学校の運動会、今週が副籍交流中の小学校(昨年度まで通学)の運動会なのであった。

 といってもSは徒競走(80m走)に出るだけなのだが、特別支援学級の自閉トリオの対決はこれが4回目なのである。昨年度の様子は、先生を押したり、こけたり、歩いたり、各自がそれぞれやっているうちにSが初優勝を果たしていた。

 ディフェンディングチャンピォンとしては、勝負に行ってキッチリ負けてくるのも仕事である。前週5人中5位(50m走)になった男が、特別支援学校代表?として出場したのである。

 ちなみにこの日、雨天順延になっていたため、仕事先H小学校の運動会と重なってしまい、私は見に行けなかった。社会科の講師ではなくて、ここでは体育科(ニセ体育だけど)だからまあしょうがない。

 祖父の車でSを連れて行った妻は、保護者・先生・こどもたちまで、みんなから「あれ?だんなさんは?」とか「あれ?S君のお父さんは?」と聞かれていたらしい。私だってたまには仕事が忙しいのだよ(笑)。もっともSの様子はビデオで見られたから何の問題もなかったのだが、会場で、A幼稚園をやめたH先生(とてもタイプ)にも会ったと妻から聞いて、行けなかったのがとても残念なのであった…。

 さて、勝負の方は、スタートの合図とともにきれいにスタート!…とはいかず、1名だけがスタート(笑)。

 Sは相変わらず、気をつけの姿勢で立ったままか、ゆっくり歩いているか。ビデオが係児童の陰で映っていない。そのうち、ちゃんとスタートを切ったY君が画面に突如現れて、順当にゴール! 元王者の復活である。

 そしてそれからしばらくして、余裕で歩いているSとA君が現れた。80mは長かったのか、Sは我慢しきれず?に、今回はつい走り出してしまった!

 最後まで、もっと余裕で歩いていたA君に少しだけ勝ってしまい、3人中2位となったのであった。



 さて、仕事でH小に参加した私の方は、びっくりするような山奥での運動会の光景に、何度も「すごい景色だなあ」と見とれてしまうのであった。山の麓の学校って他県には数多くあるんだろうけど、ここらではそうはない。その山が目の前にせまっているし、高い…。ムードに飲まれて?つい気を利かせてたくさん働いてしまった。

 いや、働いたのにはわけがあって、学校長の娘さんを担任した…と以前書いたが、その後、私の最近の教え子の父親2名、妻の教え子本人1名、妻の現在の教え子の母親1名、妻の元同僚1名…が教諭で、私の元の職場の用務さんが警備員さん、同じ町内の男性が事務主査、来賓の1名が義妹の元担任で我が家がお世話になった元教育長…と「もう勘弁してください…」というつながりが次々と発覚し、「もう、すごくまじめに働くしかない(笑)」と追い込まれたのであった。

 なので、ひとまず、打ち上げは4次会までつきあいました…。

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2008/06/08
散髪 「障害児と生きる日常(42928)」 [ 最近のことの日記 ]
 Sがお店での散髪に初成功したのがたぶん1年くらい前。

 その美容院(というより地元のおばちゃんの店)で、立ってうろうろしたり座ったりしながら切ってもらっていた。

 後半は座っていられないので、私がそばに行って手を押さえたり、顔を固定したり…いろいろやることがあるので(笑)、髪の毛がついてもいいような服装で行かなければならない。

 それでも大騒ぎすることできるようになったのは進歩なのだった。
 
 7日土曜日も、いつも通りの準備で行った。美容院のおばちゃんの娘さんが帰ってきていて、二人体制になったらしい。となりにパーマをかけているおばさまが一人いて、その横でお利口に座るS。

 いつも以上にちゃんと座っている。といっても急に後ろを振り向いたりするのはいつも通りだが、目を見開いて鏡越しにはさみを見つめている。私は後方待機するだけで、娘さんがSの後ろに控えて待っていた。

 ところが、最後まで、きちんと座っていられたので、誰も出番なし! なんと、おばちゃん一人で最後までやりきったのであった! 時計を見ると20分間。今はやりの10分間カットなみの短さではあるが、ちゃんとできるようになってびっくりするやらうれしいやら。

 さすがに最後の仕上げの襟あし剃りまではできそうになかったのでやめた。

 Sはほめられてご機嫌、イスから降りる時に「となりのパーマかけ途中おばさま」に近づいて、ビニールに包まれたアタマに指で「ペシッ」と一撃!

 おばさまも、「この男ただ者ではない」とわかってもらえていたようで動じなかったが、こっちはびっくりした。
 
 さて、襟足を剃るのも、家に帰ってお風呂に入っている時に2枚刃カミソリで成功! 少し聞き分けが良くなった。

 一応、散髪成功第二記念日ということで…。

 唯一残念なのは、おばちゃんのカット、髪型があまりかっこよくないんだよなあ…。(笑)

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2008/06/19
家族のいない夜 「障害児と生きる日常(43979)」 [ 最近のことの日記 ]
 今、Sは校内宿泊中!

 昨年、一昨年と小学校特学の移動教室には参加しているが、他の子と違い「親の付き添い」の条件付き参加。だから私がついていっての完全見張り状態。いたれりつくせり。

 しかし、転学して初の宿泊行事は、もちろん学校任せ! 認定就学と違って、特別支援学校さまさまである。

 が、今までの宿泊行事はすべてのことを自分が把握していたけど、今は一切わからないというのもまたいきなりだ。

 ちなみに校内の生活訓練室に子どもたち10名と先生たち5人くらいで泊まっている。夕食は外食し、学校で入浴し(体験済み)、朝食は調理実習…の予定である。 

 間もなく夜11時。就寝予定は9時だけど、いつも12時前にやっと寝るSはどうなったことやら…。

 一応、何かの時のためにちゃんと自宅待機しているけど、「もしもの時のお迎え」なんてすっかり忘れて、ビール(糖質0のニセビール)ごくごく飲んでしまった…。ひとまず、何の連絡もないから、先生たちの想定の範囲内で何とかやっていることだろう!

 過去、興奮して夜寝付かない子は、先生と校内のお散歩に出たりしたそうだ。夜の学校怖そう…。

 実は妻も学校行事の宿泊行事引率で不在。我が家(伏魔殿)には義父母と私という、落ち着かないような、誰ともしゃべらなくていいから落ち着くような(笑)不思議な状況。

 明日の連絡ノートが楽しみだ。

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2008/06/20
連絡帳より 「障害児と生きる日常(43979)」 [ 最近のことの日記 ]
午前から急に泣いたりと不安定なことがありましたが、宿泊が始まり、外食先の店の写真を見せるとにこにこになりました。

唐揚げや焼きそばを食べました。

お風呂も快調に過ごし、布団に入ってからなかなか寝られず、11時近くになりました。




午前2時に目が覚めて、声を出していました。

なので、午前7時は半覚醒状態でしたが、調理でレタスちぎりをし、サンドイッチを食べ、リンゴジュースを飲み、快調になりました。

ただ、畳の部屋に入るとすぐに靴下を脱ぐ癖が出て、他の場面でも脱ぎたがりました。


以上、連絡帳より。うーん、大成功!!……と我が家の期待値では思うのだが。午前2時に吠え始めててどう対処したのだろう(笑)。

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2008/07/06
副籍交流 「障害児と生きる日常(43979)」 [ 最近のことの日記 ]
 Sの副籍交流で、昨年まで通っていた小学校へ行った。

 この日は3時間目のプールまで特別支援学校で授業を受けて、その後、駅まで歩いて切符を買って電車に乗って…という練習もする計画だった。

 こんな日に限って30度越え。駅までの直線は果てしなく長かったが、Sはぐずらずによく歩いた。

 駅で切符を買っていると見知らぬおばさまが「僕、これをどうぞ」と大きなカブトムシをくれた。ビニール袋に入ったそれをペシペシしながら電車を待ったが、順調に歩いたため待ち時間が長く、泣きかけたり吠えたり……でも電車に乗ると涼しくて落ち着いたのかとてもご機嫌だった。

 通常級の4年生のクラスで給食を食べた後は清掃時間。前回、この時間にすることがなかったので、今回はマイぞうきんを持参。教室内は何かの小競り合いでなかなか床を拭くところまで掃除が進まないので、廊下の拭き掃除をお手伝い。交流クラスの前だけ…なんて感覚がないので、逆に他のクラスまでしっかりと拭いていく。

 みんなもSがぞうきんがけをするシーンなど今まで見たことがないようで、一様にびっくりしていた。特別支援学級の雨の日のトレーニングで、去年までローラーを転がしていたからこの姿勢は大の得意。確かにフォームも美しい(笑)。

 でもぞうきんがけしたくらいで驚かれるのも、なかなかなめられてるなあ…(笑)。

 昼休みは外ですべり台やジャングルジムをうろうろ。せっかく来たから誰かと遊べれば…とは思うものの、もともとそういうのが好きでないからしょうがない。まあ、久しぶりにこの「騒々しさ」の中に身を置くだけでもいい勉強かな…と思っていたところで事件が起こった。

 私が鉄棒の所にいると、目の前のサッカーゴールのところで人が殴られて倒れたような気がした。はっと顔を上げて見ると、6年生男子がすごい形相で、倒れている人にキック、キック、またキック……というところでもう、「何やってんだお前!」と思わず大声で怒鳴りつけた。

 一緒にサッカーをやっていた連中も固まっている中、グラウンドに先生の姿は皆無。蹴られた人がのびているので、「動かすなよ」と言って、「君は保健室の先生を呼んできて」と指示。蹴った子は、呆然と蹴られた子の前につったっている。

 普通、これだけの騒ぎに先生たちも気がついてグラウンドに来そうなものだが誰一人気がつかず…。忙しい時期なのはわかるけど、誰一人校庭で児童と遊んでいないのも淋しいものだ…なんて思いながら到着を待ったが、結局保健室の先生がひとりで来て蹴られた児童を連れて行っただけ。

 あれ、蹴ってしまった子はどうすればいいの(笑)……という状況だったので、私が優しく声をかけて、「ついやっちゃったけど、しまったあ…って思ってるんだよね」…コクンという感じだったので、少し話を聞くと、彼の蹴ったボールが顔かなんかに当たって切れてしまい、気づいたらこんなことになったらしい。

 いずれにしても、彼も所在なさげだし、私が指導するのも変だし、「これから担任の先生の元に自分で行って、自分で報告して、自分から謝るよう」に話して行かせた。

 笑えるのは、その5分間くらいの間、ずっとSは私に手をつながれたままだった。

 こちらはそんな大事件とは関係なく、午後は去年までいた特別支援学級のみんなとレクをして楽しんでから下校した。

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2008/07/16
帰ります 「ひとり言・・?(96468)」 [ 最近のことの日記 ]
 もうすぐ夏休み。我が家のこの夏一番のイベントは、1年半ぶりの下関帰省!

 8月7日から13日の日程で帰る…といっても初日と最終日はずっと新幹線と電車の中だけど。

 今まで春に帰っていたが、今回夏にした理由は、「息子Sを一度はきれいな海で泳がせてやりたい」というねらい。

 一昨年、熱海の人工海岸で海水浴デビューはしたけど、私の中では「このよごれはちょっと…」(ごめん熱海、でも温泉は好きです)だった。

 ということで、今回の旅では「下関市民でもそう行くことはない」高級ホテル?にも1泊して、山陰のプライベートビーチで泳ぐのだ!

 私が市民だった頃だってそこには行ったことはない…はずだが、そこがまるで映画「エーゲ海に捧ぐ」のような光景だったことを覚えているのは、小学生の頃?となりの海水浴場から勝手に柵を乗り越えて入った?…のだったかもしれない。

 とにかく、新幹線指定席も無事に取れたし、ホテルの予約もなんとか取れたので、あとはその日に台風が来ないことを祈るばかり。

 それにしても先の日程、『関門海峡花火大会』の当日に下関を離れていくとはなんともったいない…。

 それはおいといて、気がついたのは、24年間関東に住んでいるにも関わらず、いまだに自分が「下関に帰る」という表現を使うこと。確かに妻は「下関に行く」という言い方だ。18年間こどもの頃に住んだ街は自分の中ではちゃんと意味があるらしい。

 出ていく時は「こんなちっぽけな街から抜け出したい!(笑)」なんて生意気に思っていたクセに、今は「もっとちっぽけな街」に住んでいるのであった(爆)。

 もちろん定住しに行くのではなくて、一時帰省して13日にはこちらに帰ります…という風に、実は関東に戻る時にも「帰る」という表現を使うから不思議である。



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